27 × 18cm / 320page
1948年創刊された広告代理店・博報堂が発行する雑誌『広告』。2019年に博報堂のクリエイティブディレクター/プロダクトデザイナーの小野直紀が編集長に就任し「いいものをつくる、とは何か?」を全体テーマに据え、この問いを思索する “視点のカタログ” としてリニューアルしました。
「価値」「著作」「流通」に続く、第4弾の特集は「虚実」。
嘘と本当、フィクションとリアリティ、イメージと実体......。虚と実を二項対立ではなく、混ざり合い作用し合う“化合物”と捉え、不確かで多様な現実やもののあり方について様々な視点を収録。
[記事]
・虚実と世界
哲学者 清水高志 × 『広告』編集長 小野直紀
文:斎藤 哲也
・人はもの自体を認知することはできない
認知科学研究者 渡邊克巳 インタビュー
聞き手・構成:金 じょんひょん/文:かのう よしこ
・認知拡張が拓く人間や世界のあり方
VR研究者 鳴海拓志 インタビュー
聞き手・構成:金 じょんひょん/文:かのう よしこ
・セカンドライフ社会学
社会学者 池上英子 インタビュー
聞き手・文:岡田 弘太郎
・プレ・メタバースと消費
無限の世界で金と時間はどこへ行く?
構成:岡田 弘太郎/文:川鍋 明日香
・「虚」の「構築」について
まんが原作者 大塚英志 インタビュー
聞き手・文:小笠原 健
・なぜ人はSFに魅了されるのか
文:山本 友理
・物語と社会批評
社会哲学者 稲葉振一郎 インタビュー
聞き手・文:鈴木 絵美里
・ビデオゲームの虚構と現実
美学者 松永伸司 インタビュー
聞き手・文:高橋 ミレイ
・映画におけるフィクションとリアリティ
映画監督 西川美和 インタビュー
聞き手・構成:黒柳 勝喜/文:小松 香里
・ディズニーランドの虚構と現実
文:立花 陽菜
・プロレスとは何だろうか?
文:常見 陽平/編集協力:三富 兜翔
・衣服と人間の関係史
つくること、買うこと、借りること
文:小形 道正
・建築における「ただならなさ」
文:大野 友資
・アンリアルな風景
CG作品『Waiting for』から考える
文:原田 裕規
・写真と現実の不一致
ぼんやりとした虚実・信じることの怠惰
構成:酒井 瑛作/文:村上 由鶴
・ポップ・ミュージックの虚実
歴代のポップ・アイコンはどのようにつくられたか
文:照沼 健太
・芸名の歴史とその特質
文:村山 佳奈女
・空想する力と創造する力
発達心理学と脳科学から考える
文:笹川 ねこ
・『消費社会の神話と構造』と現代の消費
記号学者 石田英敬 インタビュー
聞き手・構成:猪谷 誠一/文:猪谷 千香
・消費のためのデザイン
文:佐藤 由香/協力:矢島 進二
・広告に見る虚実
“MAD MEN”と“GOOD PERSONS”のあいだ
文:河尻 亨一
・聖なるものづくり、聖なるブランディング
構成:福井 良應/文:杉本 恭子
・なぜ人はものをつくるのか
認知考古学から見る古代の「もの」と「ものづくり」
文:西山 薫/協力:北川 一成