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Softcover|21 × 14.8 cm|134 page
「絵には勇気がいる」というとみんなが笑う。 でもこれはほんとうのことだ。絵描きに限らず芸術家は、いつも、何かいままでになかったものがつくれないかと模索し続けている。それにはまず「常識」というものと闘わなければならない。 常識は、人生を送る上では大切なもので、大概の人はそれをふまえて生きている。 しかし、ほんの一握りしかいない が、真摯なアーチストにとって、常識は敵である。未知なる自分の世界をひらくためには、常識を超えなければならない。それには、勇気がいる。
生まれた町 高松市や 育った町 丸亀市の思い出。藤島武二やアンリ・マチスなど巨匠との出会い。世界中から芸術家の集まるパリやニューヨークでの出会い。様々な環境で、多くの人々から刺激を受けながら創作に向き合った画家・猪熊の感動や想いが瑞々しく綴られます。1979年、日本経済新聞での連載が1冊に。創作に関わるすべて人へ。
[目次]
勇気/一人っ子/丸亀のころ/武平さん/隣は芝居小屋/山地先生/丸亀中学校/父一人子一人/雀撃ち/画家になろう/上京/美校受験初日/一浪の後/病気休学/パリへ/マチス先生/ピカソ/独軍接近/藤田さん/帰国/従軍/鉄道建設取材/入院生活/父/アメリカへ/ニューヨーク/本当の自分